柳田は「防災士」の資格を持った「医療経営コンサルタント」です

BCP

医院、歯科医院、調剤薬局のみなさんは大地震や台風などの災害に備えるために防災の準備に取り組んでいらっしゃることと思います。主たる目的は災害から患者や職員を守り、施設内の被害を軽減するため。

医療機関は災害を受けても速やかに医療サービスを提供することが重要です。
災害拠点病院、介護施設などはBCPの策定が義務化されていますが今後、あらゆる医療機関にBCPの策定は必要になることでしょう。
私は『北海道』の『医院(クリニック)』『歯科医院』『調剤薬局』のBCP策定に特化することにしました。

院長、薬局長…策定に乗り出しましょう。

BCPとは

事業継続計画(Business Continuity Planning)
・患者さま、職員の命を守り、建物・設備を守る
・地震、台風、噴火などの自然災害のみならず、その他の不測の事態に備える

・可能な限り医療を中断させないこと
・被害を受けても可能な限り短い時間で診療、調剤を再開するための手順を決める

そのためには医院も歯科医院も調剤薬局も「手順書」を策定しておく必要があります。

しかもBCPを策定するにあたって気を付けなければならないことがあります。
通常の書籍やネット上にある「BCPの紹介」には殆ど掲載されていませんが
北海道の医院・歯科・薬局は4つのマトリックスでBCPを考えなければなりません。
それは診療中の発災か(患者さま・職員が居る時)、深夜・早朝の発災か
暖かい季節の発災か、零下まで下がる季節の発災か。
状況により『やること』が変わってきます。

BCP作成のイメージ

1)BCP作成の目的と推進する体制の決定
2)自院が被る災害の想定
3)自院の被害程度を考える
4)重要事項(優先する事項)を決める
・院長 → BCP推進の発令
・患者さまの安全を第一に
・職員の安否確認
・建物、設備の被害の確認ー破損状況/ライフラインなど
・物品、薬剤、備品の確認
・カルテ、患者情報の確保
5)診療を継続するか急遽一時停止にするか
…などなど
実際はそれぞれの項目はさらに詳細な設定項目があります。
速やかな行動で状況を判断し短い時間で診療・調剤を再開するために必要なことです。
これを北海道の場合は「春・夏」「秋・冬」「診療中」「時間外」で考える必要があります。

それともうひとつの課題「その手順書は何処にありますか」。
手順書を作って院長室の書棚に保管しておいて良いでしょうか。
時間外(深夜・早朝)の災害発生時に職員が「次にするべきこと」が確認できなければ意味をなしません。
例えば手順書をPDFにして職員のスマホに保存しておく…などの仕組み作りも必至です。

院長、薬局長
職員の命を守り、患者さまの命を守り、施設・機器を守る手順書。
作り上げて参りましょう。
まずは御連絡ください。

医院、歯科医院、調剤薬局のBCP対策制作
料金:70,000円(先着7件)(税別)
交通費別途 – 公共交通換算